シュレーダー前首相ロスチャイルド顧問に

2006年6月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 ドイツの首相を退任したゲアハルト・シュレーダー氏が、投資銀行ロスチャイルド・グループの欧州諮問会議メンバーに就任した。同グループの東欧、ロシア、旧ソ連諸国、トルコ、中東、そして中国でのビジネスの拡大を支援するという(ドイツは含まず)。 シュレーダー前首相といえば、昨年12月、ドイツとロシアを直結するバルト海経由の天然ガスパイプラインを敷設する「北欧ガスパイプライン会社」の監督委員会議長に就任するなど、両国の戦略的提携の最大の推進者だ。 そんな彼をグループの欧州諮問会議メンバーに加えたと発表したロスチャイルド・グループも、この独ロ提携路線を全面的に支援し、その延長線上でビジネスを拡大していくのだろう。 ロスチャイルド・グループの総帥ダヴィド・ド・ロチルド氏は「シュレーダー氏のたぐい稀なる知識と国際経験と評判は、ロスチャイルド・グループのこ ………

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