ネット新聞の旗手が日本進出

2006年7月号 連載 [メディアの急所]

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「市民記者」──新聞や雑誌、放送記者ではない市民が、メディアにニュースを書く。世界の新聞界で知られるようになった韓国の市民記者によるネット新聞「オーマイニュース」が日本に上陸。8月末にも日本語版のサイトがオープンする。 編集長には5月、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が就任し、編集部作りを急いでいる。副編集長クラスに通信社などから若手記者が加わり、日本法人の陣容は管理・営業部門を含めて30人程度になる見込み。 月刊誌の記者だった代表の呉(オ)
連鎬(ヨンホ)氏(42)がソウルで旗揚げしてからわずか6年。韓国のメディアの信頼度調査によると、東亜日報、中央日報など大手紙に迫る。前回の大統領選で、オーマイニュースの市民記者がネット上で盧武(ノム)鉉(ヒョン)氏氏を支持し、政権を作ったメディアといわれた。経営は広告収入が主体で3年目に黒字を達成し、現在約100人 ………

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