2006年10月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]
小泉チルドレンの一人、自民党の杉村太蔵衆院議員=比例南関東ブロック選出=が次期総選挙では北海道1区(札幌市中央・南・西区)から出馬する可能性が出てきた。 杉村氏は昨年9月の郵政民営化否決を受けた衆院解散・総選挙で初当選。「料亭に行ってみたい」など、自由奔放な発言で物議を醸し注目を集めた。だが、最近では目立った言動がみられない。今年4月の衆院千葉7区補選への出馬も取り沙汰されたが、立ち消えとなった。 すると今度は、北海道1区からの出馬説が持ち上がった。同区は、民主党出身の横路孝弘衆院副議長の地盤だ。しかし、自民党側は「知名度の高い杉村氏なら、勝算は十分ある」と判断している。しかも、横路氏は小沢一郎民主党代表との連携を強めており、自民党には「仮に杉村氏が『金星』を取れば、民主党に大打撃を与えられる」との計算もある。 ………
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