2006年12月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]
自民党の衆院当選1、2回の新人、若手議員の一部に先の総裁選で名乗りを上げた河野太郎前法務副大臣を「ポスト安倍」として売り出す動きがある。河野氏は総裁選で「出馬意欲会見」をしたものの「推薦人20人」を確保できず断念、玄人筋から失笑を買った。しかし、一時はマスコミ各社の「次の首相」を選ぶ世論調査で3%前後を獲得して谷垣禎一前財務相を上回り、麻生太郎外相にも迫る健闘を見せた。 「世論」に敏感な新人、若手議員の一部は河野氏の支持率に注目。「河野氏のような蛮勇がなければ世論の支持を得られない」(新人議員)と受けとめたようだ。河野氏と同じ神奈川県選出の山内康一衆院議員らが「太郎派」を称し、他の数人の新人議員らと河野氏を囲む勉強会を結成する。 ………
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