「2ちゃんねる管理人」に天罰が下る日

警察も国税も検察も頭にきている。犯罪の裏付けが取れれば、どんな罪名でも逮捕するだろう。

2007年10月号 DEEP

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裁判で負けても総額5億円を超える賠償金や制裁金を払わないインターネット掲示板「2ちゃんねる」の西村博之管理人(30)の刑事事件立件に向け、警視庁などが捜査している。強制執行妨害や薬物事件の幇助容疑などが検討されている模様で、捜査関係者は「錯綜している情報を整理し、容疑を裏付ける」と話す。一方、脱税の調べも着々と進んでいるとされ、公然と法を無視する西村管理人が法の厳しさを知る日は確実に近づいているようだ。西村管理人は1999年に2ちゃんねるを開設。掲示板には誰でも匿名で好きな内容を書き込めるため、企業などの不正が内部告発され、「オタク青年」を応援するラブストーリー『電車男』も生み出された。利用者は1千万人以上と言われている。しかし、その一方で個人情報が垂れ流され、根拠のない誹謗中傷や「魔女狩り」的な個人攻撃などが繰り返されてきた。

敗訴で背負った巨額債務

セクハラやいじ ………

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