金融相が東証人事に不快感

2007年10月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]

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内閣改造で渡辺喜美行革担当相が金融相を兼務したことに、東京証券取引所が戦々恐々としている。公務員制度改革を担当する渡辺氏は、今年10月に発足する東証の自主規制法人の理事長に元財務次官の林正和氏が内定したことを快く思っていないからだ。金融相には東証の人事を決める職務権限はないが、渡辺氏は「林氏がトップに内定した経緯などについて、一度東証から話を聞く」と明言している。政府の東証への圧力はさらに高まりそうだが、鎮火のめどは立っていない。 ………

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