中朝国境に解放軍10万人 金正日手術失敗が理由か

2009年1月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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北朝鮮の金正日・国防委員長(総書記)の健康不安説は、北朝鮮が元気に国内を視察する総書記の写真(撮影日時不明)をたびたび発表して打ち消しに躍起になっているにもかかわらず、今なお消えない。英国のインテリジェンス幹部は、健康不安説の発端となった9月の北朝鮮建国60周年記念式典に出席しているが、この幹部によれば「金正日の容態が悪化しているという明確な証拠を得ている」という。金正日は8月に循環器系の手術を受けたとされるが、手術前に撮影されたという写真には「66歳には見えないほど老け込み、ひどく衰弱した金正日が写っていた。鋼のような手で国家権力を掌握していた金正日も、さすがにこの時点で力を失っていただろう」と英情報機関の写真分析専門家も言う。英国の対外諜報機関MI6と外務省は、すでに米国の国務省、中央情報局(CIA)と共同で、金正日死去の際の緊急計画の作成に乗 ………

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