2009年5月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
北九州空港を拠点とする新規航空会社スターフライヤーが、2010年末にも国内の最激戦路線である羽田-福岡線に参戦する。羽田空港の再拡張に伴う路線枠拡大を利用するもので、一日6~7往復を目指す。スター社は06年3月、北九州-羽田間に早朝・深夜を含む1日12往復という我が国初のビジネスシャトル便で航空業界に参入。07年9月からは羽田-関空線(一日4往復)にも手を広げたが、ローカル路線の限界から計画通りには乗客数が伸びず、創業以来3年連続の赤字。羽田-新千歳線に次ぐ第2のドル箱路線である羽田-福岡線への就航を前提に日本政策投資銀行の公的融資の申請に漕ぎ着け、起死回生を目論んでいる。羽田-福岡線への就航は10年末か11年初頭に実現を計画している。同路線は年間814万人が飛び、羽田-新千歳線(927万人)に次ぐ巨大幹線。すでに日本航空が一日17往復、全日空が18往復、さらに国内新 ………
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