湯浅誠氏の「反貧困集会」に民主・社民両党がエール

2009年9月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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昨年末、東京・日比谷公園の「派遣村」で注目を浴びた「反貧困ネットワーク」(湯浅誠事務局長)が主催する選挙目前集会「私たちが望むこと」が7月31日、東京・御茶の水の総評会館で開かれた。約380人が出席し、さまざまな立場から貧困状況が報告された。最後に、国の貧困率測定調査実施などを求める政策提言「私たちの要求」を示し、「貧困率の削減目標を立て、次期首相が施政方針演説で実行を宣言することを求める」と締めくくった。この集会には、医療崩壊問題に取り組む済生会栗橋病院副院長の本田宏氏も初参加。本田氏は9月27日、新宿で開かれる「『社会保障基本法』立法化を求める会」が主催するシンポジウムでも、湯浅氏らと共に呼びかけ人を務める。京都府保険医協会が立ち上げた「求める会」には、宗教、教育、芸能などの各界からも参加しており、政府にセーフティネットを要求する運動の広が ………

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