2012年2月号 DEEP [ディープ・インサイド]
宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁の妻であり、一時は幸福実現党の党首も務めたきょう子氏(46)。昨年、教団から永久追放処分を受け、離婚訴訟など7件の裁判を抱えるが、震災後の5月から岩手県の被災地で約1億円の私財を投じ、ボランティア活動を続けている。きょう子氏は陸前高田市で「神様の啓示を受け」、支援団体「みちのく衛生の会」を立ち上げ、被災者を中心に20人を雇用して避難所と仮設トイレの清掃・消毒を始めた。宗教色ない活動ぶりで市全域の約250の仮設トイレを全て把握、瓦礫の消毒作業や買物代行サービス、仮設住宅と病院やスーパーを結ぶ定期バスも運行している。10月からは予約制で乗用車を出すサービスを始め、人気を博しているという。一方、夫の教団は震災後も「原発賛成デモ」を主催し、金正恩の守護霊を降臨させるなど相変わらずだ。きょう子氏は「若者たちは被災地を救いた ………
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