細野幹事長が「ポスト海江田」に意欲満々。なぜ、昨年末の代表選出馬を固辞したのか。
2013年4月号 POLITICS
下野した民主党の凋落が止まらない。7月21日に投開票とされる参院選で反転攻勢を目指すはずが、現状のままなら改選定数1の「1人区」は全滅の可能性が濃厚だ。衆院選に続き、参院選でも惨敗すれば海江田万里代表の引責辞任にとどまらず、「解党」がますます現実味を帯びる。だが、その「ポスト海江田」に「あの男」が満を持して名乗りを上げるつもりなのだという。3月7日、衆院予算委員会。民主党は海江田氏、細野豪志幹事長、岡田克也前副総理が安倍晋三首相に対峙した。民主党にとっては「オールスターキャスト」ともいえる三番勝負だったが、首相を苛立たせ、互角に持ち込んだのは細野氏だけだった。その細野氏も突然、大声を上げ、「首相は私を若造といっているのだろうが、傲慢だ」と息巻くなど力みすぎ。傍聴議員があっけにとられる一幕もあったが、無理もない。アベノミクス批判を展開した海江田 ………
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