他の有力乗合代理店にも波及した。ソニー生命やひまわり生命などとの癒着にメス。
2013年7月号 BUSINESS
6月7日未明、米系生命保険大手メットライフアリコの高橋和之社長が同月末で退任すると時事通信や日経電子版が報じた。「世代交代」を理由としているが、業界は信じていない。死亡保障系の主力商品である「積立利率変動型終身保険」など7商品について一部募集に問題があり、4月30日までに販売一時休止となった(プレスリリースも出していない)ことが原因とされている。他方、週刊ダイヤモンドが追及する乗合代理店最大手「ほけんの窓口」に、金融庁が5月10日から検査に入ったことと関連しているのではないかという観測も出ている。この検査は同8日に始まったソニー生命本社、松山、札幌、京都支店などのほか、同13日の「窓口」のフランチャイズ店、LPHライフコンサルタント(今治)への検査と並行している。本誌4月号で報じたように、「窓口」の今野則夫前社長(現顧問)は脱税の疑いで査察を受け4月16 ………
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