2014年5月号 DEEP
航空業界の風雲児、スカイマークの西久保慎一社長(58)が打ち出した膝上15センチの「ミニスカ制服」が物議を醸している。「下品でセクハラを誘発する」「保安業務に支障がある」など、業界からはそんな調子で袋だたきに遭ったが、それでも西久保氏が引っ込める気配はない。確信犯的な“お色気路線”の裏側には、航空業界で置かれた苦しい境遇があるからだ。ミニスカ制服の採用は、同社が5月末から日本の航空会社として初導入するエアバス中型機A330に伴うサービスの一環。3月にほとんど破廉恥なミニスカがお披露目された際、居並ぶキャビンアテンダント(CA)を背に西久保氏は「若々しさや元気さを出したかった。無理に着せることはなく、希望するCAを選んでいる」と説明、問題ないとの認識を示した。業界から批判が吹き荒れる中、同社は4月1日に就航した国内路線で、1日限定でミニスカ制服を着用させ、 ………
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