あの木村剛に「因果応報の天誅」

新たに興した外国人留学生向けサービス会社にえも言われぬ臭気。当局のメスはどこまで。

2014年10月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

初のペイオフ発動を招いた日本振興銀行の破綻から早4年、木村剛元会長の周辺がまたもや騒がしくなってきた。実質経営者として関与する外国人留学生向けサービス会社数社が8月に入り慌ただしく社名を変更、なぜか中核会社の法人格を入れ替えるなど、不穏な動きが目立つのだ。どうやら、とあるミニコミ紙による「ビザ売買容疑」の追及記事が発端らしい。金融庁検査を妨害した銀行法違反事件で逮捕された木村元会長が保釈保証金1千万円を納付し保釈されたのは2010年12月のこと。その直後から復活を目指す動きは始まった。中核の「A Power Now」が資本金1千万円で設立されたのは2カ月後。さらに同社の出資により「A Power Home」が立ち上げられ、「A Power Trading」(後にA Power Job)や「ローン相談所」(後にA Power Academy)といった会社が後に続いた。

警視庁と入管が家宅捜査?

木村元会長がこれら「A Power」グループ各社 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。