破綻した旧インデックスと落合前会長から、100億円を吸い上げ驚くべき資金操作。
2014年12月号 DEEP
6月に国際機関、FATF(マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)は、日本政府に対し、資金洗浄やテロ資金対策の法整備が遅れていると早期是正を求める声明を発表した。だが、その足元で起きていることは依然野放しとしか言いようがない。本誌6月号「闇に溶けた旧インデックス『亡霊群』」に登場した怪しげな投資会社イビサがその格好の事例になる。6月号では、イビサが本誌でおなじみのアジア・アライアンス・ホールディングス(旧ジェイ・ブリッジ)や多摩川ホールディングス(旧多摩川電子)、Jトラスト(旧イッコー)などハコ企業の買収に関わったこと、総資産が100億円近くもあるうえ、毎月まとまった額のカネが振り込まれながら、わずかな債務を踏み倒そうとして、4月に債権者から破産を申し立てられたこと、昨年6月に経営破綻した元ジャスダック上場企業、旧インデックスと関わりが深いこ ………
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