美濃加茂市長の収賄事件はやはり冤罪。執行猶予を目論む札付きに一杯食わされた。
2014年12月号 DEEP
全国最年少市長の藤井浩人・岐阜県美濃加茂市長(30)が受託収賄などの疑いで逮捕、起訴された事件は、本誌10月号で捜査当局と贈賄側との「ヤミ司法取引」疑惑を報じた。その後、贈賄側が留置場で隣の房にいた男性へ出した手紙などから、担当検事らが贈賄側にまんまと一杯食わされ、市長にぬれぎぬを着せた可能性が浮上している。「刑事さんから、やってしまったことは消せない、けどゼロになって帰ろうと……」「うそつき父ちゃんでは、娘さんに顔を合わせられんぞ、全部話をしようと(言われた)」贈賄側の中林正善・浄水設備会社社長(44)は10月1、2の両日、名古屋地裁で開かれた藤井市長の公判に検察側の証人として出廷。詐欺事件で逮捕、勾留中に贈賄を供述した経緯について、関口真美・名古屋地検検事(40)から問われ、涙ながらにこう証言した。関口検事は声を詰まらせる中林社長に「落ち着いてし ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。