2015年2月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]
政党交付金目当てに党名を変えた「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表が神道系新興宗教団体「ワールドメイト」(深見東州教祖=本名・半田晴久)への傾斜を急速に強めている。吹けば飛ぶような弱小政党の党首に転落した小沢氏は、資金難もあってか、自分の政治資金管理団体所有のマンションを次々に売却。小沢氏が東京・港区赤坂などにせっせと買い集めた不動産のうち、高値で売れそうな物件はほぼ全て処分された。都内で残っているのは老朽化したマンション一室と、政治資金規正法違反で元秘書らが有罪判決を受けた世田谷区の秘書寮が残るだけ。昨年11月28日公開の「政治資金収支報告書」によると、小沢氏は一昨年3月、政治活動の拠点だった「チュリス赤坂」701号室を売却。売却資金7532万円が陸山会に入金された。そんな小沢氏の懐を支えているのがワールドメイトの深見氏だ。「小 ………
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