中国製「ドローン」侵入、ホワイトハウス震撼

2015年3月号 DEEP

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米首都の中心ホワイトハウスに1月26日未明、小型の無人機(ドローン)が進入した。大統領警護隊などが厳戒態勢を敷き、墜落した機体を確認。フタを開ければ、米情報機関職員の私物だった。深夜に酔っぱらい操縦し、制御不能になったという。外遊中のオバマ大統領夫妻に影響はなかったものの、ドローンが易々とホワイトハウスに侵入できたことは、米政府にとって衝撃だった。大統領は「人への危害を抑制する枠組みが必要だ」と、規制強化の意向を表明した。米国がアフガニスタンやイラクでの対テロ戦争で偵察・対人攻撃に投入したドローン。似たような製品が民間市場でも普及し始めた。アマゾン・ドット・コムはドローンを使った配達「プライム・エアー」の展開を検討し、グーグルも宅配用ドローンの実験を重ねている。しかし、世界の市場を引っ張っているのは米国企業ではなく、2​0​0​6年創業の中国企業 ………

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