キュレーション・メディアに手数料を払うという逆転の発想。加盟紙の参加動向が焦点。
2015年6月号 DEEP
ヤフーと、共同通信の100%子会社である共同通信デジタルが4月1日、ニュース配信のための新会社「ノアドット」(本社・東京都港区)を設立した。共同通信や共同通信加盟紙の記事をデータベース(DB)に保管して、スマート・ニュースなどの新興メディアに見出しを自由に引き出し表示する権限を付与。読者が新興メディアで見出しをクリックするとDBに飛んで記事本文を読める仕組みで、今秋事業開始の予定だ。新興メディアを排除するのではなく利用する形で、スマートフォンでニュースを読む若年層の取り込みを図る狙いがある。新会社の資本金は1億9950万円で、共同通信デジタルが51%、ヤフーが49%の株式を保有する。代表取締役は共同通信デジタル代表取締役専務の伊地知晋一氏、取締役が共同通信デジタルの中瀬竜太郎氏、共同通信・デジタル推進局長の細田正和氏、ヤフーの佐藤研輔氏と八尋俊二氏、監査 ………
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