愛知にも国際大展示場を建設するとの知事の計画に「5歳児」名古屋市長が噛みついた。
2016年4月号 BUSINESS
東京五輪に端を発した展示場不足問題が、愛知県の大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長のサヤ当てに発展している。国際宝飾展やコミケ(コミックマーケット)などが開かれる東京ビッグサイト(東京国際展示場)は、展示面積が8万㎡を超える日本最大のコンベンションセンターだ。稼働率は高く、拡張を求める声さえあるが、五輪前後の2019~20年にプレスセンターや国際放送センターになるため塞がってしまう。その間は東京モーターショーなどの展示会が締め出される。代替地として候補に挙がったのが、大村知事が掲げた中部国際空港島に建設予定の展示場だ。展示場建設に当てられるのは、空港島の東南部に位置する更地で、ここに展示面積6万㎡の国際展示場を建設する計画が、2月3日に発表された。
愛知県企業庁が「臨空生産ゾーン」として所有、航空宇宙産業の誘致をめざしたがうまくいかなかった。 ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。