スマホゲーム「射幸」煽れば法規制

今度はサイバーエージェント子会社が炎上し、LINEも立ち入り。警察など介入の口実に。

2016年5月号 DEEP

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またしてもソーシャルゲーム業界が揺れている。景品表示法のカード合わせに抵触するとして、消費者庁でコンプガチャ規制が始まったのが2012年7月。その後、主流の端末がガラケーからスマートフォンになっても変わらず、ひたすら射幸心を煽る高額課金体質は続いていたようだ。そこに年末年始からの「グラブル騒動」が火に油を注ぎ、法規制の論議が一気に火を噴いた。グラブル騒動とは何か。震源地は、サイバーエージェント(CA)子会社サイゲームスだ。同社が提供するスマホゲーム「グランブルーファンタジー」は、年末年始にかけ大規模な広告宣伝を実施。同時に、「ガチャ(電子くじ)」を引けば期間限定で特定キャラクターの出現率がアップするというイベントを開催し、ユーザーが殺到した。ところが当該キャラクターが「全く出現しないじゃないか」と、年明けにユーザーからクレームが巻き起こる。1月 ………

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