運営会社が突然替わった。豊田商事と同じ「現物まがい商法では」との声も出てきた。
2016年10月号 BUSINESS
9月号で紹介した中高年イベント「Hana倶楽部」の運営会社Shunkaが、募った投資金を返さない話をめぐっては、全国あちらこちらで、会員がお金を返すよう求めるなど、騒動が拡大している。約600人の会員が、飯田正己氏が会長を名乗るShunkaとFC加盟店契約を契約料100~500万円で結んだうえ、2013年以降、水やファンドなどに多額のお金を投資してきた。投資に対して1~3割の配当がもらえるとの約束がなされていた。ところが、今年5月下旬、配当が突如ストップすると、会員の間にまたたく間に不安が広がり、飯田氏らに元本の返済や今後の運営方針の説明を求める動きが出てきた。Shunka幹部に近い会員らが飯田氏と面談したところ、飯田氏は「自分の借金は自分で払え」と言って、お金を返さなかったという話もある。
しかし、飯田氏を始めとするShunka上層部が主体となって、会員を使い、組織的に投資金集め ………
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