「100万円寄付」は本当。大阪府も財務省も弁護士も掌返し。真正保守の教育現場から離れない。陽はまた昇ると信じている。
2017年5月号 DEEP [国策捜査の「人身御供」]
森友学園の事件化に向けて、大阪地検特捜部の捜査が異例のスピードで始まっている。3月末、補助金適正化法違反での告発を受理して捜査着手宣言し、4月6日までに学園が国交省から2千万円を不当取得していることを突き止め、詐欺容疑で家宅捜索する方針を固めた。事件発覚は、2月9日、『朝日新聞』が国有地の8億円もの値引き払い下げ問題を報じてからである。当初、「教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と、森友学園・籠池泰典理事長のことを褒めていた安倍晋三首相だが、24日には、「しつこい人」と、籠池氏を忌避する感情を露骨に表し、同時に昭恵夫人は、「瑞穂の國記念小學院」の名誉校長職を辞した。
この時点では、官邸は籠池氏を囲い込んでいた。23日、「10日間だけ身を隠して欲しい」という財務省官僚からの弁護士を通じた申し入れを受け、それに従ってホテルを転々。籠池氏は、3月9日 ………
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