2017年12月号 連載
秋麗らか、京都国立博物館で41年ぶりに開催された「国宝展」に行ってきました。国宝の美しさは日本人の精進の賜物、先人達が苦労を重ねて私たちに繋いだ国の宝です。歴史ある日本を顧み、次の世代に何をどう伝えていけばよいのか考えさせられました。
情報の溢れる現代社会でも、この次世代への指針を教えてくれる情報、分析はまず見当たらない中で、FACTAは私にとってきらりと光る羅針盤と言える存在です。
11月号にひときわ私の感性に訴えかける「小池劇場」という記事がありました。小池百合子さんの報道は沢山、でもFACTAの切り口は違います。まるで歴史スペクタクルのようで小池さんの源泉力である決断力、行動力の速さ、水面下で繰り広げられる複雑な人間関係など、まるで国盗り物語を読むように鋭い目線で人物像に迫り、次に何が起こるかを暗示してくれます。
今後の政治が次世代にとって有益なものを残してくれるかどうか、これからもますますFACTAの分析に期待します。
どうか日本の未来のために明るい光を照らして下さい。
フラワーアーティスト Atsuko