リスクは覚悟の上、進次郎自ら進撃の号令。世代交代を旗印に政局でひと波乱起こす起爆力を秘める。
2018年8月号 DEEP [キーワードは「仲間」]
7月5日、国会内の衆院第1議員会館。超党派の「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」後の記者会見で火花が散った。自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎「首相が一分一秒でも長く国会にいる事が行政監視だと考えるなら勘違いだ」。国民民主党国会対策委員長の泉健太「今の発言は会議全体の意見じゃない。首相が国会に来る事は重要だと野党は考える」。この会議の仕掛け人で、事務局長も務める37歳の小泉を、43歳の泉がけん制した。会長の浜田靖一は「党首討論と国会のIT(情報技術)化は会期内に意見集約できる」と力説したが、水面下では激論が続いた。6月28日の初会合に120人超が詰めかけた実現会議。小泉は「党人派」の後見人と頼りにする浜田をトップに担ぎ、国民民主党幹事長の古川元久、日本維新の会幹事長の馬場伸幸ら野党幹部も引っ張り出した。衆院議長の大島理森にも内々、相談済みだ。外相の河野 ………
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