2018年8月号 BUSINESS
本誌は昨年1月号で「セゾン『看板盗られる』大失態」としてクレディセゾンが「早給セゾンカード(現・Hayakyu)」との資本・業務提携に際し、同社代表(当時)の前科を見逃す失態を演じたことを報じたが、このほどSBIホールディングス傘下のベンチャーキャピタル大手「SBIインベストメント」でも、あろうことかセゾンを嵌めた人物の弟の会社にその前科に気付かぬまま2億円出資していたことがわかった。SBIインベストメントは昨年4月と今年4月、スタートアップ企業「モービック」(東京・丸の内)の優先株式を引き受ける形で合計2億円を出資した。モービックの事業内容は、Hayakyuと同じいわゆる「給与ファクタリング」。クライアント企業の勤怠管理システムと連動させ、パート・アルバイトを含む従業員が給料日前でも働いた分の賃金を受け取れるシステムを提供するというビジネスモデルだ。モービックに ………
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