古河電工がワークスアプリに「50億円訴訟」

2019年1月号 BUSINESS

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統合業務ソフト大手のワークスアプリケーションズ(東京都港区)が、また訴えられた。同社は本誌で既報の通り、兼松エレクトロニクス(東証1部)から14億円、アニメイトホールディングス(東京都板橋区)から3億円に上る損害賠償請求訴訟を提起され、今なお係争中だ。今回、ワークス社を訴えたのは、古河電気工業(東証1部)とその子会社、古河AS。11月6日、東京地裁へ提起したことを公表した。目を疑ったのは、兼松エレ、アニメイトをはるかに上回る請求額50億円超。「システム開発がらみの訴訟でこれほど巨額の請求は異例」(業界関係者)と物議を醸している。古河電工によれば、同社は16年、グループの基幹系業務システム構築プロジェクトをワークス社に発注した。しかし、開発作業の遅延が度重なり、本稼動予定期日までに完成しないことが明らかになり、ワークス社との契約を解除。既払代金の返還と ………

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