2019年8月号 BUSINESS
倒産前後に突如、粉飾決算が判明するケースが相次いでいる。5月末に民事再生法を申請した人気アパレルブランド「J.FERRY」を展開するリファクトリィ(東京都)は倒産直前に10年以上にわたる粉飾決算が発覚。その半月ほど前に民事再生法を申請したクラフト業界大手のサンヒット(埼玉県)も過去15年間、粉飾に手を染めていた。粉飾が発覚したものの倒産には至っていないケースでは、本誌既報の保険総合代理店T.F.K(東京都)がある。銀行団を仰天させた粉飾発覚から半年以上経った今も銀行団の同意が得られず、再建は難航中だ。5月中旬、すてきナイスグループ(東証1部)が金融商品取引法違反(平成27年3月期の有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で証券取引等監視委員会と横浜地検の強制調査を受けたニュースも記憶に新しい。さらに、報道されてはいないが、審査マンやリスクマネジメント担当者がいま ………
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