億単位の投げ銭飛び交う「スーパーチャット」

「俺ユーチューバーになりたい」と言う若者をバカにしてはならない。クリエイターがマネタイズできる仕組みがそこにあるのだ。

2020年5月号 LIFE

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学研教育総合研究所が公開する「小学生白書」によると男子小学生の憧れの職業第1位にユーチューバーが輝いた。男子中高生にとってもユーチューバーは各種調査のランキング上位に位置する憧れの職業だ。オヤジ世代は「ふざけたことを」と一喝したくなるが、収入の実態を知ると、スマホネイティブ世代が憧れるのも理解できる。グーグルが運営するユーチューブの企業としての主な収益源は、動画に挿入される商品広告である。広告料をシェアする形で、視聴時間や回数に応じて、チャリンチャリンとユーチューバーにロイヤリティが支払われる格好だ。ユーチューブは、チャンネル登録者(ファン)が多い優秀なユーチューバーを表彰する制度を用意している。表彰対象者の平均年収は800万円という情報がある。ただ、これはあくまでも平均であり、「年収にして数億円はゴロゴロ」と関係者はいう。小学生が憧れる特 ………

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