「コロナ禍」の銀座に新ランドマーク誕生

ユニクロ総帥・柳井の野望と読売新聞社の深謀――。意外なコラボが、銀座復活の起爆剤となるか。

2020年7月号 BUSINESS

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コロナウイルス拡大による緊急事態宣言が解除されて、東京・銀座の百貨店や飲食店は営業を再開し始めた。ただ「銀ブラ」の日本人はまだ少ないし、いったいどこの国かと思うほどだったインバウンド客はほぼゼロのままだ。夜の銀座もなおひっそりとしている。そんな銀座に6月19日、新たなランドマークが誕生する。旧プランタン銀座(3丁目)、現在のマロニエゲート銀座2にオープンする「UNIQLO TOKYO」(ユニクロトウキョウ)がそれだ。ユニクロの総帥、柳井正・ファーストリテイリング代表取締役(71)が「東京五輪前に銀座の新しい顔を作りたい」と注力してきたユニクロの世界旗艦店だ。

勝負に出た読売新聞社

1-4階のフロアすべてを占め、総面積は約1500坪に及ぶ。単なるテナントとしての入居ではない。昨年秋からの改装工事では、ビルの下半分の外壁をすべて剥がし、コンクリート打ちっぱなしのモダンなデザインに作り ………

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