号外速報(10月18日 07:45)
2020年11月号 POLITICS [号外速報]
「『股裂き』選挙は2度とやりたくないが、また同じ失敗を繰り返すのか」――。連合(日本労働組合総連合会)は10月15日の中央執行委員会で「次期衆院選に向けた基本方針」を正式決定した。合流新党の立憲民主党を「連合総体として支援する」一方、国民民主党の候補も支援対象に加えた。ある地方連合会の幹部は「これでは立憲も国民もジリ貧だ」と溜息をつく。
基本方針では、小選挙区から出馬する国民民主の候補について「これまでの関係などを踏まえ、支援していく」と明記。比例代表については「原則、立憲を支援」とする一方、傘下の産業別労働組合(産別)の判断で例外的に国民民主への投票も容認した。そもそも、連合の支援政党が割れる「股裂き」状態は、旧民進党が分裂した2017年衆院選が悲劇のはじまり。19年参院選でも旧立憲民主と旧国民民主の「又裂き」となり、比例代表で国民民主の組織内候 ………
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