国民の間で「女性天皇」待望論が根強いが、有識者会議は官邸の意向に忠実な操り人形。
2021年9月号 LIFE
「女性・女系天皇はもとより、『女性宮家』の創設も見送った。皇族数の減少対策も、事実上の旧宮家子孫の皇籍取得案が柱で、内親王・女王が結婚後も皇族に残る案は付け足しにすぎない。やはり、あの方の存在が頭をよぎり、議論に影響を与えた疑いは否めない」政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾塾長)からヒアリングを受けた関係者の一人は、こう断言する。「あの方」とは、秋篠宮家の長女眞子内親王の婚約予定者の小室圭氏だ。眞子内親王は昨年11月、「生きていくための必要な選択」と結婚に関する強いお気持ちを文書で公表。30歳の誕生日前の今年10月までの結婚を希望されていると報じられてきた。しかし、小室氏側が4月に母親と元婚約者との金銭トラブルに関する28ページに及ぶ説明文書を公表し、その4日後に母親の元婚約者側に解決金支払いを表明して以降、結婚問題は進展がみられず、膠着( ………
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