号外速報(1月23日 16:00)
2022年2月号 BUSINESS [号外速報]
売上収益1・4兆円を誇るパワービルダー最大手、飯田グループホールディングス(以後、飯田GHD)の深部で「某重大事件」が進行している。兆候ともいえる動きがあったのは昨年12月7日のことだ。取締役陣の1人である千葉雄二郎氏(67)が突然辞任したのがそれだ。理由は一身上の都合とされた。千葉氏は東京大学を卒業して安田火災海上保険に入社。飯田GHD傘下の中核企業、飯田産業には1999年に社長室長として中途入社した。以後、2002年に執行役員、04年には取締役とトントン拍子に出世。経営企画部長などを歴任し、管理畑を一貫して歩むこととなる。そして19年4月に社長へと昇格。同年6月には持ち株会社である飯田GHDの取締役ともなった。今回、千葉氏は飯田GHDの取締役とともに飯田産業の社長職も辞任している。この突然の辞任劇の背景として一部で囁かれ始めた「損失飛ばし」疑惑がある。
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