独立系フィナンシャルアドバイザーの客は前職からの引き継ぎ。顧客名義の口座で「成りすまし」売買の違法行為も。
2023年1月号 LIFE
IFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)は、独立・中立的な立場から資産運用のアドバイスを行う専門家とされる。 我が国では内閣総理大臣の登録を受けて、金融商品取引業者(証券会社)と業務委託契約を結んだ金融商品仲介業者(IFA法人)に所属するIFA(個人)が主流だ(図参照)。なお、IFAというのは業界の通称で、法律上は金融商品仲介業者となる。日本証券業協会によると、IFA 法人を含む金融商品仲介業者(642社)の登録外務員数は、前年比820人増加の5558人にまで拡大している(2022年6月末)。金融庁から委託を受けたみずほ総合研究所による「独立系フィナンシャルアドバイザー(IFA)に関する調査研究」によると、IFAの特徴として、①特定の金融機関に所属せず、独立した立場、②自社運用商品販売のしがらみがなく、顧客との利益相反が生じない、③金融機関のようなノルマに基づく営業がない、④ ………
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