号外速報(4月24日 09:00)
2023年5月号 DEEP [号外速報]
アジア開発キャピタルが本誌発行元のファクタ出版に対し起こした名誉毀損裁判で3月29日、東京地裁は原告の請求を棄却する判決を下した。アジア開発は期限の4月半ばまでに控訴せず、本誌の全面勝訴が確定した。
同裁判は本誌2021年12月号(同年11月20日発売)に掲載された「『東京機械vsアジア開発』逆転の真相」と題する記事に関し起こされたもの。提訴は雑誌発売から1週間と経たない11月26日のことである。名誉権・経済的信用の侵害に伴う損害賠償請求額は1千万円とされ、あわせてウェブサイト上から記事を削除することも請求するものだった。その年夏に発覚したアジア開発による東京機械製作所株の買い占めは、臨時株主総会に上程された買収防衛策の是非を巡り激しい法廷闘争に発展。記事は差し止め処分を申し立てたアジア開発側が11月上旬までに敗訴した内幕を中心に同社を巡る一連の事態を詳述 ………
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