号外速報(4月27日 10:50)
2023年5月号 BUSINESS [号外速報]
春爛漫の4月中旬からGW期間にかけて、千葉、静岡、常陽など関東や西日本の6行もの大手地銀の会長や頭取を座長とした御一行が、入れ替わり立ち替わり米国西海岸のシリコンバレーを訪問している。その多くは総勢4~5名程度であるが、なかには、地元企業経営者などを引き連れた総勢30名近くの大所帯もあったという。
訪問の目的は、シリコンバレーバンク(SVB)の破綻をきっかけに、信用不安が高まり、SNSを介して預金が流出した米国の地方銀行の状況を検証するというわけではなさそうだ。ましてやSVBなき後、混乱する現地スタートアップ企業や同市場への投融資の肩代わりを検討するためでもない。そもそも現地企業への投融資は「リスクマネジメント体制が構築されておらず、難しい」と、地銀トップは判で押したように言う。6行の多くは、海外でも貸出業務ができる国際統一基準行ながら、なかには、海外 ………
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