独占スクープ! 朝日新聞「丸裸」/「押し紙」84万部超 極秘内部資料公開

大量の新聞が毎日、梱包されたまま廃棄処分。「部数ロック」により、販売店経営は限界を超えている。

2023年7月号 DEEP [時限爆弾]

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いったい、“本当の”部数はどのくらいなのか。その存在が指摘されながら、長年、正確な実態が闇のままだった新聞の「残紙」(押し紙)。新聞社全体の残紙データが生の数字として明らかになったことは過去一度もなかったが、本誌は今回、朝日新聞本社の“極秘”内部資料を入手した。新聞の凋落は今さら記すまでもない。日本新聞協会によると、2022年10月現在の新聞発行部数は3084万6631部(前年比6.6%減)。これはスポーツ紙も含んだ数字であり、一般紙に限ると、3000万部を割り込んで2869万4915部にとどまった(同6.4%減)。過去5年間に失われた部数は実に、1128万部に及ぶ。しかしながら、こうした発行部数はデータとしては正確ではない。新聞販売店(小売)には新聞社(卸売)から押し付けられた新聞が大量に余っているからだ。この「残紙」は、販売店側が拒否できないことから「押し紙」とも呼ばれて ………

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