「大山アーケード破壊」に仮処分申請/コモディイイダの反骨魂

御年83歳の飯田武男社長は「ウチは強制代執行を受けるまで戦いぬき、ここで営業を続ける」と闘争宣言。

2024年4月号 BUSINESS

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東京都板橋区のハッピーロード大山商店街は全長561mのアーケードで知られる。そのアーケードの中心部68mが解体されることが決まった。ちょうどアーケードの中心部では、住友不動産が超高層タワーマンション2棟を建てる「クロスポイント再開発計画」が進んでいる。この再開発地に隣接する形で都市計画道路補助26号線が延伸して商店街を横切るため、その26号線と商店街の交差する部分のアーケード(68m)が取り壊されるのだ。これによってハッピーロード商店街のアーケードは分断され、西側(川越街道側)と東側(東武東上線大山駅側)の一体性は失われる。商店街の主流派は再開発を容認し、アーケード解体やむなしという考えだが、商店街全体がもろ手を挙げてそうならないのは、この商店街にとって「アーケード」の持つ歴史的な重みがあるからである。それは、アーケードが「異議申し立て」の象徴的存在 ………

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