言語道断のパワハラ男だが、北海道経済界には擁護論。「あいつしか頼れる政治家がいない」
2024年6月号 DEEP
北海道選挙区選出の自民党参院議員、長谷川岳のパワハラが全国規模の騒動になっている。被害者となった中央、地方の官僚からは「人格的に破綻している」「感情的で暴走が止まらない」など散々な評価が乱れ飛ぶ。一方、この窮地にあっても地元北海道の経済界では、なお長谷川への擁護論が根強く聞かれる。
3月19日、意外なところから問題の火の手が上がった。歌手の吉幾三が自ら主宰するユーチューブの動画チャンネルで、匿名の客室乗務員から投書があったと明かし、飛行機内で醜態をさらす国会議員として、長谷川を実名で告発したのだ。匿名の投稿者は長谷川の機内での言動について、「非常に高圧的な言い方をされます」「到着が遅れることに関しては、鬼の首を取ったような言い方でクレームをされます」「異常なほどの剣幕でクレームをおっしゃり、とても政治家とは思えません」などと告発していた。 ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。