号外速報(10月04日 15:10)
2024年10月号 POLITICS [号外速報]
5度目の挑戦で、総理・総裁の座を射止めた石破茂氏――。
「納得と共感内閣」と命名した新内閣の支持率は、ほとんどの調査で50%を超えたが、裏金議員への対応という差し迫った難題を切り抜け、衆院選に挑むことができるのか。
自民党職員として40年にわたり選挙対策に携わり、党内の権力闘争も間近で見てきた久米晃氏は「石破らしさを出し続けられるかが重要」と指摘する。
――石破新内閣が発足しました。支持率は50%を超える一方、3年前の岸田内閣発足時と比べると低いという指摘もあります。新内閣の支持率をどう見ましたか。
久米 正直なところ、高くて驚きました。50%というのは、世の中の半数が支持しているということです。直前の岸田政権は概ね20%台。自民党への不満が高まる中、自民党的でない石破さんが総裁になったことで持ち直した。党内で疑似政権交代が起きて、支持率が回復したと ………
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