東映、松竹を慮る余裕を見せるが、好業績に隠れた課題が、いつか足かせに。
2026年2月号 LIFE
映画大手の東宝が絶好調だ。「あまり出たがらない」(東宝関係者)と評判だった松岡宏泰社長も就任当初と比較して、よりメディアに露出するなど鼻高々だ。投資家からの評価も芳しく、株価も高水準を保っている。ただ、死角がないわけではない。配給する「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は、東宝の発表によると昨年11月半ば時点で、国内の観客動員が2604万人超、興行収入は379億円となっている。前作の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は国内興行収入が約400億円で、これは実写も含め歴代国内興行収入の1位となっていた。この記録の更新も視野に入ってくる。一般的に国内の邦画は興行収入が10億~20億円を超えれば、ヒット作と位置づけられる。興行収入300億円超という「お化けコンテンツ」が一作品あるだけでも大きな意味を持つが、いまの東宝はそれだけにとどまらない。配給を手が ………
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