内燃機関を手掛ける系列株を売り、中国では一人負け。お先真っ暗だが、巨額損失の戦犯が「企業変革責任者」の愚。
2026年5月号 BUSINESS [三部社長は責任を取る気ゼロ]
「ホンダの置かれた状況が非常に危機的なのは、EV戦略に失敗したからではありません。現経営陣に対する現場の信頼が大きく揺らいで人心の離反が始まっていることと、反転攻勢に出るうえでの明確な将来展望が描けていないことです」
ホンダの開発部門の中枢に長らく在籍する幹部は、こう吐き捨てた。将来展望のなさに失望して多くの優秀な社員が、あたかも泥船から脱出するかのように退社し、その多くが競合先であるトヨタ自動車と中国BYDに転職しているという。その幹部は「燃料開発のスペシャリストら多くがトヨタに移ったため、いまトヨタ社内でホンダOB会を作る動きが出ています」と語る。笑うに笑えないような事態も起きている。EVに加えてプラグインハイブリッド車(PHV)でもグローバル市場で攻勢をかけているのがBYD。2025年のグローバル販売は約460万台と6位に浮上、ホンダ(9位)や日産自動 ………
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