慶應医学部も汚染「製薬マネー」/教授・診療科長に年間1億円超/31人の「実名と実額」公開

31人の教授・診療科長に年間1億円超。新薬登場が続くリウマチ・膠原病領域で謝金が集中。

2026年5月号 DEEP [問われる「独立自尊」の姿勢]

本誌ではこれまで、昨今の東京大学医学部での不祥事、全国の大学病院の指導層と製薬企業との金銭関係を検証してきた。今回取り上げるのは、日本を代表する名門私立、慶應義塾大学である。なかでも医学部は東京大学に比肩する強い影響力を有し、慶應義塾大学病院は、故安倍晋三元首相をはじめとする要人の入院先としても知られる。表は、慶應義塾大学病院の教授・診療科長ら31人に対する製薬企業および医療機器メーカーからの資金提供の実態を示したものである。支払総額は約1億657万円に上り、その内訳は製薬企業からが9667万円、医療機器企業からが990万円と、製薬企業による支払いが圧倒的割合を占めている。29人が何らかの形で謝金を受領しており、そのうち1000万円以上を受け取った医師も3人いた。

女性医師・金子教授が断トツの首位

断トツの首位は、慶應義塾大学医学部リウマチ・膠原病内科の金子祐子教授(診療科部長)で、受領 ………

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