ネタニヤフの意を受けたクシュナーとウィトコフがトランプをそそのかし、戦争に引きずり込んだのは明らかだ。
2026年5月号 POLITICS [勝者総取り]
ドイツ・プロイセンの戦略家カール・フォン・クラウゼヴィッツは古典的名著『戦争論』で、「戦争は政治の延長である」との名言を残した。イランでの戦争はイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフと米国大統領ドナルド・トランプが仕掛けた戦争である。クラウゼヴィッツはまた戦争を「自らの意志を他に強要するために行われる暴力行為である」と定義した。米国の「意志」についてトランプの口からは、「イランの核開発阻止」「体制転換」「ミサイル基地破壊」「海軍の壊滅」「ホルムズ海峡の開放」「石油利権確保」などが次々と語られた。しかし開戦から2か月が経とうとする今も、米国の戦争目的は定まらない。
2月28日早朝、米・イスラエル連合軍はテヘラン市内の最高指導者アリ・ハメネイの邸宅にミサイル攻撃を加えた。イスラエル空軍の戦闘機は30発のミサイルを発射、米空軍のB--2爆撃機が大型貫通 ………
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