塩野義、明治製菓ファルマが苦悶/野党・公明議員と手を切れるか

2026年7月号 POLITICS

感染症領域を得意とする製薬会社が公明党から離れられずにいる。4月16日、参議院厚生労働委員会に、MeijiSeikaファルマ(以下、明治製菓ファルマ)の小林大吉郎会長が参考人として招致された。公明党の秋野公造政務調査会長の推薦を受けてのものだ。小林氏は中東情勢を踏まえ、医薬品の安定供給をめぐり発言。「ナフサは戦略物質である医薬品の製造供給に必須であり命に関わる」と語り、製薬会社が必要とする石油製品への配慮を要望した。公明は新型コロナの流行をきっかけに感染症領域の製薬会社と蜜月関係を築いてきた。国からの補助金を得てワクチンを開発・製造したい製薬会社と、「福祉の党」としての政策実績をアピールしたい公明の思惑が一致。当時、与党だった公明で医療制度委員長を務めていた秋野氏は、明治製菓ファルマが開発する国産の新型コロナワクチン「コスタイベ」に着目すると承認を ………

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