2026年7月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
不動産事業の再編を進めるフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の清水賢治社長と子会社のサンケイビルの飯島一暢社長の間に不協和音が生じているとの声がフジサンケイグループ内で広がっている。FMHは今年2月に投資家の村上世彰氏などアクティビティスト(物言う株主)からの圧力に屈し、不動産事業の再編に向けて検討を始めると発表した。5月下旬に不動産事業の売却に向けた1次入札を締め切った。一部報道によると、米国のKKRやブラックストーンといった投資ファンドや総合商社、大手不動産デベロッパーなどが応札し、1兆円以上の提案をしている企業が複数あり、年内にも売却先を決めるという。アクティビティストの求めに応じ、清水氏があっさり不動産事業の売却に動いたため、「飯島社長はかなり憤っている」(関係者)。飯島氏は三菱商事でメディアビジネスに携わり、1997年にフジテレビに入社 ………
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