皇室を貶めたのは誰か/欺瞞に満ちた「国会の総意」/「ラスト藩屏」麻生太郎の驕り

号外速報(7月9日 17:00)

2026年7月号 GLOBAL [号外速報]

「天皇になり得る可能性がある」――。旧11宮家の男系男子から皇族に迎えた養子の子が男子なら皇位継承資格を持つとした政府の皇室典範改正案について、首相・高市早苗は、もはや本音を隠そうとはしなかった。7月6日の参院決算委員会。改正案の解釈を巡る発言とはいえ、養子の子が「天皇になり得る」という状況とは、皇統が今の天皇家の系統から約600年前の室町時代に分れた旧宮家の系統に移ることを意味する。そこまでしても「男系男子継承」を守りたいのか。宮内庁にも衝撃が走った。改正案には、養子の子に皇位継承資格を持つことを明確にするなど、衆参両院の正副議長による「国会(立法府)の総意」に記載のない内容が含まれており、立憲民主党代表の水岡俊一は7月6日の会見で、「皇室に関わることで騙し討ちと思える姑息な小細工は立法府に対して極めて失礼で、皇室を貶めるものだ」と非難した。 ………

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