高市「経産」重用、次の内閣府次官は「木村聡」か

財務省を襲った一松ショック。その裏では内閣府人事でも異変が…

2026年9月号 POLITICS

今夏の霞が関人事で最大の焦点となっていた財務事務次官人事は、財務省の本命だった宇波弘貴主計局長の昇格で決着した。高市早苗首相はかねて「財務省嫌い」で知られ、官邸内にも財務省への警戒感は根強い。最終的には財務省が押し切った格好となったが、その裏では波乱が起きていた。宇波氏は、厚労分野の主計官や官房長など「エリートコース」を歴任。ただ、岸田政権時代に首相秘書官を務めるなど「岸田印」とも呼ばれ、首相側には警戒感があった。一方、宇波氏は首席首相秘書官の飯田祐二前経産次官とは、ともに官房長官秘書官を務めるなど「盟友」関係にある。利害が対立しがちな財務省と経産省の折衝は「宇波―飯田ライン」による調整で乗り切った例は多々あり、財務省に不信感を抱いていた官邸側も「宇波次官なら意思疎通が可能」と判断したようだ。しかし、宇波次官誕生の影では、露骨な財務省の ………

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