2026年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
タマホームは2026年5月期決算で本業である「住宅事業」の部門損益が10億円の赤字に転落した。「不動産事業」のほうは増益だったが、全体では営業利益が前期比6.6%減の38億円にとどまった。1月に営業利益予想を93億円から47億円に下方修正していたが、それにも届かなかった。決算短信には「重要な後発事象」として「多額な資金の借入」に関する記載がある。6月11日の取締役会で三井住友銀行から50億円の運転資金を借りることを決議し、2週間後に借入を実行したという内容だ。返済期限は2カ月後に到来するため資金繰りが綱渡りであることを示唆している。5月末の現預金は211億円と1年前より100億円近く減少した。こうした状況で取引先が警戒するのがタマホームの「配当性向」(税引き後利益のうちどれくらい株主に配当しているかを示す指標)の異常な高さだ。26年5月期の配当総額は36億円で純利益の約3倍 ………
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