2026年10月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
高市官邸が自民党の森山裕前幹事長の事務所を訪れる政官界の顔触れに神経を尖らせている。党内で首相と距離を置く小渕優子氏らに加え、財務省などの霞が関幹部も出入りしているためだ。官邸内では、反対意見が根強い消費減税や議員定数削減を巡る議論と絡み、森山氏を軸に「反高市」勢力が結集し、倒閣の機を探っているのではないかとの疑念が広がる。森山氏は鹿児島4区選出で連続当選9回のベテラン。国対委員長や農林水産相を歴任し、与野党や官僚組織に幅広い人脈を持つ。財務副大臣を務め、財務省幹部とも関係が深い。事務所には宇波弘貴事務次官ら財務省幹部も足を運ぶ。首相が掲げる積極財政や消費減税を巡っては、テレビや週刊誌の取材に対して「財源なき減税は勘弁」などと公然と批判を展開してきた。森山氏は高市政権発足後、党税制調査会の非公式幹部会合(インナー)から抜けた。小渕氏も今年 ………
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